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Zatsugaku Museum
鉄道用語辞典
Railroad Dictionary
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暫定公開中
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当雑学の博物館は、館長の趣味のため非常に鉄道に関する雑学が多くなっておりますが、解説されることが少ないこの分野に関する専門用語は一般的でなく、一般の方々が鉄道に関する文章を読む際には大きな壁になる可能性がございます。そこで、この場にて解説を事典形式で加えておきます。なるたけ簡潔にかつ適切な解説にしているつもりですが、不適切な表現や解説になっている可能性もございますので、そのような場合メールにてのご連絡をよろしくお願いします。また、用語の解説を書いてもよい方は是非ともお寄せ下さい。
SL【えす−える】
蒸気機関車のことで、Steam Locomotiveの略称です。鉄道用語の中では珍しく一般に広く知れ渡っている言葉ですが、鉄道ファンの中にはそれを嫌い『蒸気』と呼ぶ人もいます。これと同じように、電車【Electric Car】を略してEC、ディーゼルカー【Diesel Car】を略してDC、電気機関車【Electric Locomotive】を略してEL、ディーゼル機関車【Diesel Locomotive】を略してDL、客車【Passenger Car】を略してPCと呼ぶこともあります。
L特急【える−とっきゅう】
定間隔、定発車分、多運行のビジネス特急の愛称です。『L』には特に意味はないそうですが、あえていうならば、利便だとか定時といった意味を含んでいるそうです。最近では余り意味をなさなくなっており、『L』とわざと付けないケースもあるようです。
回生ブレーキ【かいせい-ブレーキ】
モータによるブレーキの方法の1つで、発電ブレーキを一歩進めた方法です。モーターを発電機として電気を発生させて発電の際に起こる抵抗によって電車を減速、発電でできた電気は架線に戻して他の列車に利用できるようにしています。最近までは、技術的な問題のためフルに使うことができませんでしたが、VVVF制御方式が一般化してからは、容易に利用することができるようになり、最近製造の電車では停車するぎりぎりまで、このブレーキによって減速する方式の電車が主流になっています。
近郊形【きんこう−がた】
大都市圏以外の地域の各駅停車・快速用に作られた車両のことです。基本的に2ドア、もしくは3ドアで、セミクロスシートかオールクロスシートの座席配置が採られますが、最近ではロングシート車のほとんど通勤形と大差のない車両も存在します。
クロスシート【くろす−しーと】
窓に対して垂直に交わる形の座席のことです。基本的には都市圏以外の車両で採用されます。普通、乗り物の座席はこの形式で、本来こうあるべきなのですが、我が国では車両定員を増やす為ロングシートが採用される事が多々あります。このシートが採用されている具体的な車両としては、115系3000番台、221系、223系などの車両があります。
乗車率【じょうしゃ−りつ】
車両の定員に対して、どれほどの人が乗っているかを示す指標です。特急列車の場合は、座席の数がそのままその車両の定員となり、座席がすべて埋まっていれば、乗車率100%となりますが、通勤列車等の場合は、立席(たちせき)という考え方があり、座席のほかにも床面積0.35uを立席をして席として定員を設定しているため、座席がすべて埋まっていても乗車率100%とはなりません。なお、当館の「館長の旅行レポート」での乗車率はあくまでも目安であり、正確なものではありませんので、ご了承ください。
セミクロスシート車【せみくろす−しーと−しゃ】
旧式の近郊形車両で、多く採用されている座席配置の車両のことです。ドア近くの座席がロングシート、それ以外のところがクロスシートとなっているタイプが一般的です。具体的に採用されている車両を挙げると、113系、115系などの電車があります。
通勤形【つうきん−がた】
大都市圏で各駅停車として運行されることを想定され設計された車両のことです。一般的に4ドアでロングシート車といった車両になります。
デッドセクション【でっと−せくしょん】
日本の在来線の電車は、直流1500V、交流20000V60Hz、交流20000V50Hzの3種類の電気より動いていますが、こういった違った電気が重なる場所では、電車はそれぞれの電気に対応できるように、装置の設定をしなくてはいけませんし、異なった電気を絶縁(電気が流れないようにすること)する必要がでてきます。その場所が、デットセクションと呼ばれるもので、電車はここに入る前にスピードを上げておき、モータを動かすことなく通過しています。
特急列車【とっきゅう−れっしゃ】
特別急行列車の略称です。かつては急行が基本で、特急は東海道本線などの大幹線に数本運行されるのみで、本当に『特別』な『急行』でしたが、戦後、『特急』は幹線に関わらずローカル線へも進出し、かつての急行がそのまま『特急』へ昇格するなどして、最近では単に普通よりも速い列車といった感が強く、『特別』の意味合いはなくなっています。
ちなみに、特急料金には指定席料金が含まれており、自由席利用の際にはそれより500円等の金額を引いた料金となりますが、これはかつて特急には自由席がなく指定席利用が当たり前であったことからです。考えてみれば、自由席が特急に誕生した頃より、『特別』の意味はなくなったともいえそうです。
入線【にゅうせん】
列車がホームへと入ってくることです。ほとんどの場合は、発車の少し前に入線しますが、始発駅や上り列車との待ち合わせ等がある場合、時刻表の発車時間よりかなりはやく入線してくることがあり、早めに駅に行っていると容易に席を取れることがあります。
発電ブレーキ【はつでん-ブレーキ】
モータによるブレーキの方法の1つで、モーターを発電機として電気を発生させて発電の際に起こる抵抗によって電車を減速、発電でできた電気は抵抗器によって熱へと変化させて空気中に逃がすと方法です。回生ブレーキに比べて回路を簡単にできるという特長を持ちます。
VVVF制御方式【ぶいぶいぶいえふ-せいぎょほうしき】
最新鋭の交流用モータの制御方式で、インバーター(周波数変換装置)により周波数・電圧を変化し、モータへと流れる電流を調整して速度を調整する方法です。従来の制御方式に比べて、加速力・減速力が非常に優れているため、最近製造される電車は全てこの方法を採用しています。また、この方式を採用すると回生ブレーキが効率よく利用可能になるので、省エネの効果もあります。
抑速ブレーキ【よくそく-ブレーキ】
下り坂で速度が上がりすぎないように、かけるブレーキのことです。ただし、長い下り坂において空気ブレーキでこの抑速をした際には、余りにブレーキの時間が長いとブレーキの利きが悪くなり、最悪の場合はブレーキが利かなくなる場合があります。そこで、電車では発電ブレーキまたは回生ブレーキを使い(これを、抑速発電ブレーキ・抑速回生ブレーキと呼びます)、気動車(ディーゼルカー)ではエンジンブレーキを使います。
ロングシート【ろんぐ−しーと】
車両の窓に対して平行に配置された座席のことです。都市圏の列車や路面電車などは基本的にこの座席が採用されます。最近ではローカル線でも採用されるケースが出てきました。具体的に採用されている車両を挙げると、103系、201系、205系などの電車があります。
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