Zatsugaku Museum
その他 Other
団体旅行は禁酒から……
 長らく海外旅行のブームが続いており、最近ではそうでないことも増えてきましたが、その基本はまだまだ団体のパック旅行のようです。現在のような旅行業が誕生したのはイギリスで、トーマスクック社がその最初です。当時のイギリスでは、現在ではとても考えられないようなお酒の飲まれ方がされていました。アルコール度数が大きな蒸留酒(ウィスキーなど)はやや特別扱いされていましたが、ビールのようなアルコール度数が低いお酒は健康に良いとされ、進学校の昼食時に出されるほどでしたし、お使いがてらに子供が昼間パブへ行き自分もちゃっかり飲酒するというのも当時としては普通の光景であったようです。また、泣きやまない赤ん坊にお酒を舐めさせて酔わせおとなしくさせるということも、当時は常識的に行われていたようです。まあ、そんな社会事情でしたので、禁酒の運動が起こってくるのも当然の成り行きといえます。

 さて、そのような状況下、禁酒運動に身をささえる一人、トーマスクック氏は近隣都市で開催される禁酒運動の大会への参加で、すばらしいアイディアを思いつきます。広告で人を集め、汽車を団体で使うことで安く利用し、かつ添乗員を付けることで、今まで汽車を利用したことがない人でも、問題なく利用できるようにするというものでした。トーマスクック氏には、飲酒のような不健全な娯楽に変わり、旅行のような健全な娯楽を普及させれば、禁酒へと繋がるといったような考えがあったようです。この世界最初の近代的団体旅行(それ以前にも団体でも汽車を利用して安くする旅行はありましたが、広告で人を集めるなど近代的な団体旅行という意味では、これが最初です)は大成功を収め、その後トーマスクック氏の旅行社は世界を相手にした旅行代理店へと発展を遂げます。

 その後、旅行代理店やパックツアーは、私たち庶民には利用しやすい旅行形態となりますが、航空機の中でやたらにアルコールを摂取し騒ぐような御仁や、ワインツアーのような昨今のツアー事情を、クック氏が見たらいったいどのようなコメントを語られるのでしょうね。

住宅を規制するものは?
 日本の現行の法律によれば、住宅を規制するものは、用途地域と容積率・建坪率といったものです。

 用途地域とは、その土地がどのように活用されるべきかを定めたもので、住宅用のものは「第1,2種低層住宅地域」「第1,2種中・高層住宅地域」といったものがあり、用途地域により建設可能な建物が異なります。また、建坪率・容積率といったものは、ある土地にどれくらいの大きさの建物を建てることができるかというものです。

 建坪率は建物の1階部分の延べ床面積を、容積率は建物全体の延べ床面積を規制するものとなっています。

 このような規制は、欧米諸国に比べてどちらかといえば緩いものであるそうですが、今後都心部のこの種の規制は大幅緩和または、全廃の方向にあるのだそうです。

今の家に冷房が必要なわけ
 夏になると最近では、ほとんどの家で冷房のスイッチを入れていると思いますが、ごくたまに頑固なお爺さんやお父さんの「昔から、日本の夏は冷房なんか使わずに過ごすことに決まっているんだ。」とかいう理由で、中には冷房なしで夏をお過ごしの方もいらっしゃるかもしれません。

 ですが、この理論は一見正しいようで実は1つの大きな要素を無視してしまっています。それは、ここ数10年で日本の住宅のあり方が大きく変わったということです。

 昔ながらの家を思い浮かべていただければよくわかると思いますが、日本の古くからの家はいかにして夏を快適に過ごすかということに重点を置いて作られています。具体的には風通しが良いように、障子窓で縁の下は空洞にし、風がよく流れるようになっていました。そして、夏以外のときはそのために寒い思いをするようになっていたのです。ですが、最近の住宅はいかに熱を外に逃がさないかということに重点を置いて作られているといったところがあり、アルミサッシで縁の下をふさいだ形が一般的です。ですから、従来の家に比べて冬場暖かい代わりに、夏場熱がこもり暑いわけです。

 そうです、だから冷房なしの夏の生活は現代ではほぼ不可能なんですね。

 
結露にご注意
 冬場に室内に暖房を効かすと、かならずといってよいほど起こるのがこの結露です。よく、水滴が窓ガラスいっぱいについていますよね。これは、住宅の傷みの一因となります。水分によって、カビが生えやすくなりますし、また床に水滴が垂れることで床も痛めてしまいます。

 ですから、家を建てる際には窓ガラスは、ならべく2枚組にするなどして分厚くしておきましょう。費用が一時的にかかりますが、将来のことを考えればよい投資ですからね。

鳩のフンにご注意!!
 これは私の友人の体験を元にした雑学です。友人の家は鉄筋コンクリート造りの団地で、階上に鳩が住み着いており、よくフンをまいて困っていたそうです。

 さて、ここまでは良くある話ですが、この先の展開が少々変わっています。ある雨の日、バスを待っていたもののなかなかバスが来ず、友人は風邪を引いてしまいます。最初は、ただの風邪だと思って、そんなに深刻には考えていなかったそうですが、医者に診てもらったところ「肺炎」ということで、突然入院することになってしまい、普通は「肺炎」でも1週間ほどで退院なのですが、レントゲン撮影したところ肺に妙な影が写り、なかなかそれが消えず退院が出来なかったのです。いったい、どんな病気でなにが原因だったのでしょうか?

 察しがいい方ならもうすでにお気づきでしょう。原因は「鳩のフン」だったのです。なんでも、「たまたま鳩のフンが肺の中に入っり、その時に偶然にも雨に打たれて体を弱めたため、それが引き金となり、肺でカビが繁殖してしまった」というのが要因だったとか……。最終的には「抗生物質」という菌を殺してしまう薬をしばらく飲むことで直ったそうですが、1ヶ月分の薬が15,000円もし、友人はとても驚いたということです。

 みなさんも、鳩のフンには重々ご注意のことを……。

うそか?まことか?血液判断
 特に女性の方に多いような気がしますが、「○○さんは、A型だから、几帳面ね。」とか、血液型による性格判断をよく用いる人がいますよね。この血液型による性格判断は、1920年に古川竹二氏によって発表されたもので、発表からしばらくは、軍隊・教育界でと多方面で用いられていました。しかし、その後の研究では、科学的な根拠が示されなく廃れ、しばらくして1970年代に女性週刊誌に再び取り上げられると、簡単にできる性格判断法として女性を中心として、あっという間に広がり、現在に至っています。ただし、科学的な根拠は先に書いたようになく、否定的な研究結果が出ており、「心理学」といったような学問の分野では使われることはありません。いろいろと反論はあるでしょうが、取り敢えず学問的にはそういうことになっています。

 ちなみに、私はA型で、よく「几帳面」といわれます……。

奥が深いです。川と都市の関係
川
 ちょっと、小中学校の歴史を思い出してください。最初の大きな文明、エジプト、メソポタミア、インダス、黄河文明は、全て大きな川の流域地域に発展したと習いましたよね。川というものは、本当に都市にとって有益なものです。都市の市民の飲み水、商業への流通路としての役割、衛生のための汚水・ゴミの最終処分場、市民の憩いの場、その役割は例をあげれば限がありません。私たちは、多くのものを川より得てきました。現代の大都市でも、東京(荒川、江戸川)、大阪(淀川)、ロンドン(テムズ川)、ニューヨーク(ハドソン川)、カイロ(ナイル川)とそのほとんどが大河に開けた都市であり、川の有益性の表れといって差し支えないでしょう。

 ですが、最近ではその川をあまりにも自分勝手に使ってしまい、川より強烈なしっぺ返しを受けています。川と都市の関係、21世紀を迎える今だからこそ、良く考えたいものですね。

フィルムは生ものです!!
 みなさんは、写真用のフィルムに有効期間があることをご存じでしょうか?「えっ」と、思われた方はフィルムが入っている箱を確認してみてください。どこかに必ず期限が印刷されているはずです。「それじゃ、有効期間が過ぎたフィルムじゃ、写真は写らないのか。」といえば、実は一応写ります。でも、せっかく撮った写真が色あせた感じになってしまい、台無しです。ですから、フィルムの有効期限内に撮ってしまうのが、賢明です。なお、この有効期限というのは、現像するまでのことですので、せっかく有効期限内に撮っても、1年ぐらいそのままでおいていてはいけません。やっぱり、できた写真が色あせてしまいますからね(実は、私はこれをやったことがあるんです)。フィルムは生もの。高温・直射日光を避けて(場合によっては、冷蔵庫にでも入れて)お早めにご利用ください。
ドライブスルーは自転車で?
 最近、多くのファーストフード店がドライブスルーのサービスを行っていますが、これは自動車でしか利用できないのでしょうか。実は、これは自転車でも利用が可能であるようです。私の友人が上のような疑問を実際の持ち、本当に自転車でドライブスルーにいったところ、きちんと対応してくれたのだそうです。

 みなさんも試してみてはいかがですか(白い目でみられても、責任は持てれませんが)?

あなたのお金に対する見方がわかる?
 まず、最初に1円玉から1万円札まで、実際のお金を見ないで何かに書いてみて下さい。そして、今度は本当のお金の大きさと比べてみましょう。

 どうでしたか。多分、実際のお金より大きくなったり、小さくなったりしたことと思います。実はこれによって、あなたがどのくらいそのお金を、価値のある物として見ているかがわかるのです。つまり、あなたが価値があると思ったお金は、実際の大きさより大きく、価値があまりないと思ったお金は、実際のお金より小さくなるのです。

 あなたは、どうなりました。

整理整頓のコツ
 整理整頓が苦手という人はいませんか。これにも一応コツのようなものがあるのですが、ご存知ですか。今回は少々それを伝授いたしましょう。

 まずは、できるだけ見える場所にものを置かないことです。よほどいつも必要にならないようなものは以外は、どこかにしまうようにして下さい。ただし、しまいこみ過ぎに注意です。次に、自分なりにしまい方の規格のようなものを作ってしまって下さい。あれは、こういう風にしまうといった感じのものです。ですが、柔軟な対応をするようにもして下さい。あまりにも、こだわり過ぎても片付きません。最後に、いらないと少しでも思うものは捨ててしまって下さい。思いでの品だからとかいっていては、片付くものも片付きません。思いでは心の中に置いておくのが一番いいですから。そして、捨てるのがもったいないと思う人は、今度から買いものときには良く考えてから買うようにしてください。置き場所も考えないで欲しいという衝動だけで物を買うことは禁物です。

 以上ことを実行すれば、ずいぶん片付くのではないかと思いますが、個人差が多分あるはずですので、片付かなかってもかんべんして下さい。また、もっといい方法を知っているという人は、e-mailで教えて下さい。

アルコールにご注意
 毎年春になると、飲み会が多くなり飲んだり飲まされたりして、気持ちを悪くしている人は多いことと思います。このアルコールの作用はアルコールが抜けるまで続きますが、どのくらい体の中にいるものなのでしょうか。

 これは、だいたい6時間ぐらいいるのだそうです。脳以外の場所で3時間影響を与え、その後脳で3時間影響を与えるのです。この時間に自動車を運転することは、事故につながりますし、さらにアルコールを体内に与えることをすればアルコール中毒の原因になりますので、ご注意してください。

 「酒は飲んでも、飲まれるな」ですよ。

OA化で増えた紙消費量
 OA化が開始された1980年代、紙の消費量は減少すると思われていました。紙に直に書く必要がなくなるというのがその理由です。ですが、実際に蓋を開けてみると以外や以外、消費量は増加する結果となりました。何かと、OA機器を利用して印刷する機会が増加したのです。そして、現在大量の紙がオフィスで消費されています。
アイコンタクトを大切に……
 「目は口ほどにものをいう」といったことわざがありますが、誰かと話しているときに視線をどこをおくということは非常に大切なことです。それによって、その話相手のあなたに対する印象に大きな影響を与えるからです。ですから、取引相手や大切な人に話をする際は、相手の鼻のあたり(「目をみて話せ」、なんていいますが、日本人には少々きつく思われます)を見ながら話せば相手に比較的誠実な印象を与えるはずです。
なんだか鉄道が元気です
 鉄道好きの人間として発言ですが、どうも最近鉄道が元気みたいです。最近になり、パソコンや一般のゲーム機で鉄道関連のソフトがぞくぞくと出ているみたいですし、売れ行きも好調のようです。昨年、「タイトー」から販売された「電車でGo!」は、一時売り切れが出るほど売れましたし、パソコン用の「Train Simulator」も好調のようで売れ筋商品になっているぐらいですからね。これは、鉄道好きが多くいるということなのでしょうが、新しい鉄道ファンも開拓しているようです。鉄道は安全第一の交通機関、かつ低公害です。この勢いで、ひょってして21世紀に交通機関の花形に返り咲いてくれるのでしょうか。(かなり、希望的観測ですが……)

 ともかく、当館といたしましても、そういう方に楽しんでいただけるページ作りに励んでいきたいところです。

湯布院と由布院の謎
由布院駅
 全国的に知られている観光地「ゆふいん」ですが、これを漢字で表記すると「湯布院」または「由布院」となります。さて、ではどちらが正しい表記なのでしょうか。実は、ある意味これは共に正しいといえます。

 まず、前者の表記「湯布院」ですが、これは町名の正式名称です。そして、後者の「由布院」は駅名や観光地の一部で使われているものです。実は、現在の「湯布院町」はとなりの「旧湯平町」と合併することで誕生したもので、その「湯平」の「湯」の字をとって「湯布院」となったのです。ですから、駅名、その他で使用されている「由布院」は旧名で、正しいと言えば正しいのです。「ゆふいん」で「湯布院」と「由布院」が混在するからといって、迷わないようにしてくださいね。

 ちなみ、当館では駅名などの鉄道に関する場合は「由布院」、それ以外では「湯布院」と表記しています。


ホームページへ